NPO法人BRAH=art.が地域の賑わいを創出する拠点「旧大津公会堂」の指定管理を実施します。

  • お知らせ
旧大津公会堂の全景

特定非営利活動法人BRAHart.(NPO法人ブラフアート/理事長岩原勇気)は2023年4月1日から旧大津公会堂の指定管理者として施設の管理運営を行います。管理運営期間は2028年3月31日までです。

100人規模の集会が可能なホール
利便性の高い多目的室
一室としても使用できる会議室(二室)

JR琵琶湖線「大津駅」徒歩10分、京阪電車京津線「びわ湖浜大津駅」隣接という駅前立地の利点を生かし、地域活動拠点・集客交流拠点・情報発信拠点として、地域がつながりコミュニティが生まれるまちづくりの拠点施設の実現をめざしています。

100人規模の集会や興行が可能なホールをはじめ、展示・商談に利便性の高い多目的室、地域住民のさまざまなニーズに対応できて気軽に立ち寄れる座など市民の生活を豊かにするエリアを設けて幅広い方々に利用していただきやすい施設です。
また、コワーキングスペースを併設した情報発信室はビジネス需要にも対応しており、公私を問わない様々なシーンで活用することができます。

駅前の好立地や多世代に対応した運営などを行うことで、市民の方々に愛される“まちなか交流拠点”をめざします。

 

旧大津公会堂の特長

〇文化財としての歴史的・文化的価値
昭和9年に大津公会堂として建設されて以来、名称や用途を変えながら市民の交流の場として親しまれてきました。
昭和60年からは大津市社会教育会館として社会教育の拠点として利用されてきましたが、施設の老朽化に伴い耐震上の問題や利用率の低下などの問題を受けて、耐震補強や外観修景を行い、大津市の中心市街の賑わいを取り戻すための集客交流拠点として整備されました。
平成22年3月に景観重要建造物に指定され、レトロな外観をそのままに1階にモダンなレストランを、2階に集客交流、まちづくり拠点施設を設け、市民や観光客が交流できるスペースとして活用しています。

〇誰もが使いやすく楽しめる機能的情緒的価値
「ホール」
100人規模の集会や興行ができて床材や内装材の一部に建築当時の材料を用いるなどレトロな雰囲気を残しています。音響設備も用意しておりますのでコンサートなどに利用いただけます。
「多目的室」
約50名が収容可能で市民ギャラリーやダンスの練習など多目的な利用が可能となっています。
「会議室」
各種会議や習い事・教室の開催に適した空間です。可動式のパーテーションにより2室をつなげてのご利用も可能です。
「交流スペース」
市民が気軽に立ち寄り交流できるスペースとして「座」があります。約200冊の蔵書の中から交換できる「本の交換所」を開設するほか、ソーシャルワーカーを配置して市民生活のお困りごとを解決する取り組みを進めていきます。
コワーキングスペースを備えた情報発信室では、観光情報やビジネス情報の発信を通じて新たなイノベーションを生み出すことを目指すなど、文化や市民の交流やにぎわいづくりができる「場」を備えています。

〇多世代・多様性に対応したプログラムの実施
旧大津公会堂を起点に市民と地域、起業、団体が自主的かつ自動的に協業してよりよいまちづくりができるしくみづくりを実行していきます。そのために相互理解を深める交流会や地域のニーズを把握して課題解決するための市民講座を開設するほか、琵琶湖をはじめとした観光資源の紹介や活用、マルシェの開催など性別や年代などにとらわれず多世代、多様な利用者に対応した多彩なプログラムを提供していきます。

 

指定管理者について

障がいの有無にかかわらず好きなことを仕事にして精一杯生きるを法人理念に、障がい者福祉事業をコアとして周辺地域のイベントやまちづくり団体に参画しています。
地域社会のハブとなることをめざし、障害がある人とともに誰もが住みやすいまちづくりをめざして活動しています。世代、性別、障がいの有無にかかわりなく誰しもが地域でシームレスに楽しめる地域の創出に寄与しています。

お問い合わせ
NPO法人ブラフアート
電話:077-535-1090
担当:うめだ